皆さんこんにちは!
沖縄県うるま市を拠点に型枠解体工事を行っている
株式会社上友工業、更新担当の富山です。
主要な解体部分 ― 精度が仕上がりを決める型枠解体の現場
コンクリート工事の仕上がりを左右する最後の工程、それが型枠解体工事です。
打設されたコンクリートが十分に固まり、設計通りの強度が確認されてから、型枠の取り外し作業が行われます。
見た目は「外すだけ」の作業に見えますが、実は構造の安全性と美観を両立させる繊細な工程なのです。
1.型枠解体とは?
型枠解体とは、打ち込まれたコンクリートが固まった後、
それを形づくっていた「型枠」を取り外す作業のことです。
コンクリートは、液体の状態では自立できません。
そこで木材や鋼材などで枠を組み、固まるまでの間、形を保持します。
つまり、**型枠は“建物の型をつくるための一時的な骨格”**というわけです。
その型枠を安全に、そして効率的に外していくのが型枠解体工の仕事です。
2.解体の主要部分
型枠には「側面型枠」と「底面型枠」の2種類があります。
▶ 側面型枠
壁や柱など、コンクリートの横面を形成する枠。
比較的早い段階で外すことができます。
ただし、外すタイミングが早すぎると角が欠けるため、
打設後の初期強度をしっかり確認してから作業を進めます。
▶ 底面型枠
スラブ(床)や梁など、構造体を支える部分。
こちらは側面に比べて解体のタイミングが遅く、
設計強度を満たしてから慎重に外します。
もし早く外してしまえば、コンクリートが自重でたわむなどのリスクがあるため、
安全確認を怠らないことが鉄則です。
⚙️3.解体の流れ
1️⃣ 打設後の養生期間を確認
温度や湿度によって固まり方が異なるため、現場ごとに判断。
2️⃣ 強度試験・安全確認
テストピースなどでコンクリートの強度を測定。
3️⃣ 解体開始(側面→底面の順)
側面から慎重に外し、最後に底面を解体。
4️⃣ 清掃・残材整理
外した型枠を清掃し、再利用や廃棄処理を実施。
このように、単純に“外す”だけではなく、
構造・安全・再利用を考慮した一連の作業が型枠解体には求められます。
♂️4.求職者にとってのやりがい
型枠解体は、建物の“姿”が初めて現れる瞬間を担う仕事です。
それまで木と鉄に覆われていたコンクリート構造が現れ、
「自分の手で形を生み出した」という実感を得られます。
また、現場では経験を重ねるほど判断力・段取り力が身につき、
安全第一でスピーディに動ける職人として評価されます。
「外す」だけに見えて、実は“仕上げの要”。
そこに型枠解体工の誇りがあるのです。
✅まとめ
項目 内容
解体部分 側面型枠・底面型枠
タイミング 強度確認後に順次解体
作業目的 安全性と仕上がり品質の両立
♂️ 求職者POINT 精度・判断力が身につく専門職
型枠解体工事は、ただの「撤去作業」ではありません。
それは、建物を完成へ導く最後の大切な工程。
職人の丁寧な手仕事が、美しく安全な構造を支えているのです。
次回もお楽しみに!
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沖縄県うるま市を拠点に型枠解体工事を行っております。
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