皆さんこんにちは!
沖縄県うるま市を拠点に型枠解体工事を行っている
株式会社上友工業、更新担当の富山です。
使用する道具 ― 職人の手に宿る“繊細な力”
型枠解体の現場では、見た目以上に多様な道具が使われています。
力まかせではなく、“どう外すか”“どこに力を加えるか”を考えながら進めるのがプロの仕事です。
1.主要な使用工具
■ バール(くぎ抜き・解体棒)
型枠を外すときの基本工具。
木製型枠や金具の隙間に差し込み、てこの原理で静かに剥がすのがポイント。
無理にこじ開けるとコンクリートを欠けさせてしまうため、
力加減と角度の見極めが大切です。
■ ハンマー
型枠のくぎ抜き、部材の位置調整、固着部の叩き出しなどに使用。
木製の「木槌」や鉄製の「解体ハンマー」などを使い分けます。
■ インパクトレンチ
ボルト締めや型枠固定金具の取り外しに使う電動工具。
力を使わずスピーディに作業ができ、現場効率を高める頼れる相棒です⚡
■ バイブレーター・スクレーパー類
固まったモルタルの除去や隙間の清掃に使用。
仕上げの美観を左右する“最後の一手”を担います。
2.現場での工夫と安全意識
型枠解体では、一つの動作にもリスクがあります。
上部解体では落下物、金具の跳ね返り、粉じんなど――。
そのため、ヘルメット・安全靴・防塵マスクは必須。
さらに、道具の使い方にも現場独自の工夫があります。
例えば、バールを使用する際は必ず“支点”となる木材を当て、
コンクリートを傷つけないよう力を分散。
こうした細かな配慮こそが、プロの職人の証です。
♀️3.求職者向け:技術を学べる現場
解体現場は、経験を積むほどに道具の扱い方が身体で覚えられる場所です。
新人のうちは、先輩職人の動きを見て「力の抜き方」や「順番の組み立て方」を学びます。
一見単調な作業でも、実は深い技術の積み重ね。
現場を重ねるごとに、自分の“手の感覚”が研ぎ澄まされていく――
それがこの仕事の面白さでもあります。
4.チームで動く仕事
型枠解体は、一人ではなくチームで進める作業です。
誰がどの位置を外すか、どの順序で進めるかを声で確認し合いながら、
安全と効率を両立させます。
力仕事のようでいて、実はコミュニケーション力が求められる職種。
チームの一体感を感じながら、建物が完成へと近づく瞬間に立ち会える――
そんな達成感が、この仕事の醍醐味です。
✅まとめ
項目 内容
使用工具 バール・ハンマー・インパクトレンチなど
⚙️ 技術要点 力加減と角度、順序の見極め
チーム作業 声かけと安全確認が基本
♀️ 求職者POINT 手の感覚が育つ職人仕事・成長を実感できる現場
型枠解体の現場には、“技術と丁寧さ”が共存しています。
一枚の型枠を外すその瞬間に、建物がようやく本来の姿を現す――。
その瞬間の達成感と誇りが、この仕事を支える原動力です️✨
次回もお楽しみに!
株式会社上友工業では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!
沖縄県うるま市を拠点に型枠解体工事を行っております。
私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。
ぜひ求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!
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皆さんこんにちは!
沖縄県うるま市を拠点に型枠解体工事を行っている
株式会社上友工業、更新担当の富山です。
主要な解体部分 ― 精度が仕上がりを決める型枠解体の現場
コンクリート工事の仕上がりを左右する最後の工程、それが型枠解体工事です。
打設されたコンクリートが十分に固まり、設計通りの強度が確認されてから、型枠の取り外し作業が行われます。
見た目は「外すだけ」の作業に見えますが、実は構造の安全性と美観を両立させる繊細な工程なのです。
1.型枠解体とは?
型枠解体とは、打ち込まれたコンクリートが固まった後、
それを形づくっていた「型枠」を取り外す作業のことです。
コンクリートは、液体の状態では自立できません。
そこで木材や鋼材などで枠を組み、固まるまでの間、形を保持します。
つまり、**型枠は“建物の型をつくるための一時的な骨格”**というわけです。
その型枠を安全に、そして効率的に外していくのが型枠解体工の仕事です。
2.解体の主要部分
型枠には「側面型枠」と「底面型枠」の2種類があります。
▶ 側面型枠
壁や柱など、コンクリートの横面を形成する枠。
比較的早い段階で外すことができます。
ただし、外すタイミングが早すぎると角が欠けるため、
打設後の初期強度をしっかり確認してから作業を進めます。
▶ 底面型枠
スラブ(床)や梁など、構造体を支える部分。
こちらは側面に比べて解体のタイミングが遅く、
設計強度を満たしてから慎重に外します。
もし早く外してしまえば、コンクリートが自重でたわむなどのリスクがあるため、
安全確認を怠らないことが鉄則です。
⚙️3.解体の流れ
1️⃣ 打設後の養生期間を確認
温度や湿度によって固まり方が異なるため、現場ごとに判断。
2️⃣ 強度試験・安全確認
テストピースなどでコンクリートの強度を測定。
3️⃣ 解体開始(側面→底面の順)
側面から慎重に外し、最後に底面を解体。
4️⃣ 清掃・残材整理
外した型枠を清掃し、再利用や廃棄処理を実施。
このように、単純に“外す”だけではなく、
構造・安全・再利用を考慮した一連の作業が型枠解体には求められます。
♂️4.求職者にとってのやりがい
型枠解体は、建物の“姿”が初めて現れる瞬間を担う仕事です。
それまで木と鉄に覆われていたコンクリート構造が現れ、
「自分の手で形を生み出した」という実感を得られます。
また、現場では経験を重ねるほど判断力・段取り力が身につき、
安全第一でスピーディに動ける職人として評価されます。
「外す」だけに見えて、実は“仕上げの要”。
そこに型枠解体工の誇りがあるのです。
✅まとめ
項目 内容
解体部分 側面型枠・底面型枠
タイミング 強度確認後に順次解体
作業目的 安全性と仕上がり品質の両立
♂️ 求職者POINT 精度・判断力が身につく専門職
型枠解体工事は、ただの「撤去作業」ではありません。
それは、建物を完成へ導く最後の大切な工程。
職人の丁寧な手仕事が、美しく安全な構造を支えているのです。
次回もお楽しみに!
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沖縄県うるま市を拠点に型枠解体工事を行っております。
私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。
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