
皆さんこんにちは!
沖縄県うるま市を拠点に型枠解体工事を行っている
株式会社上友工業、更新担当の富山です。
型枠解体の判断基準とは?コンクリート強度と安全性の関係
型枠工事において欠かせない工程のひとつが「解体」です。
打設したコンクリートがしっかりと固まり、十分な強度を発揮する段階になったら型枠を外すことができます。
では、その判断基準はどのように決められているのでしょうか?
圧縮強度がポイント
解体の最大の基準となるのは、コンクリートの圧縮強度です。
圧縮強度とは、コンクリートがどれだけの圧縮荷重に耐えられるかを示す値で、建物の安全性を左右する非常に重要な指標です。
通常、打設から数日〜1週間程度で強度が発現
気温が高い夏場は固まるスピードが早い
冬場や低温環境では硬化が遅れる
つまり、気候条件や部材の部位によって解体できるタイミングは変わってきます。
部位による解体時期の違い
部材の種類によっても、解体時期の基準は異なります。
側面の型枠(壁・柱)
比較的早く外すことができる部位。仕上げや次の工程にスムーズに進めます。
スラブや梁の下枠
構造を支える役割が大きいため、より高い強度が出るまで待つ必要があります。
特に梁の中央部は荷重が集中するため、慎重な判断が必要です。
解体を急がない理由
工期短縮のために「早く外したい」と考えることもありますが、十分な強度を得る前に解体すると大きなリスクを伴います。
表面は固まっていても内部はまだ弱い場合がある
強度不足でコンクリートがひび割れる可能性
将来的な耐久性に悪影響を及ぼす
そのため、経験豊富な現場監督や施工管理者が、試験体による強度確認や気温・材齢を考慮して解体時期を決定します。
まとめ
解体の判断基準は「コンクリートの圧縮強度が十分に出ているかどうか」に尽きます。
打設後の日数だけでなく、気温や部材の種類によっても解体時期は変わります。
安全で確実な施工を行うためには、現場ごとの条件を見極めた判断が欠かせません。
当社では「安全第一・品質第一」をモットーに、解体のタイミングも慎重に見極め、安心できる施工を提供しています。
次回もお楽しみに!
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