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日別アーカイブ: 2025年10月17日

️主要な解体部分 ― 精度が仕上がりを決める型枠解体の現場

皆さんこんにちは!

 

沖縄県うるま市を拠点に型枠解体工事を行っている

株式会社上友工業、更新担当の富山です。

 

 

 

主要な解体部分 ― 精度が仕上がりを決める型枠解体の現場

コンクリート工事の仕上がりを左右する最後の工程、それが型枠解体工事です。

打設されたコンクリートが十分に固まり、設計通りの強度が確認されてから、型枠の取り外し作業が行われます。

見た目は「外すだけ」の作業に見えますが、実は構造の安全性と美観を両立させる繊細な工程なのです。

 

 

 

1.型枠解体とは?

 

型枠解体とは、打ち込まれたコンクリートが固まった後、

それを形づくっていた「型枠」を取り外す作業のことです。

コンクリートは、液体の状態では自立できません。

そこで木材や鋼材などで枠を組み、固まるまでの間、形を保持します。

つまり、**型枠は“建物の型をつくるための一時的な骨格”**というわけです。

その型枠を安全に、そして効率的に外していくのが型枠解体工の仕事です。

 

 

 

2.解体の主要部分

 

型枠には「側面型枠」と「底面型枠」の2種類があります。

 

▶ 側面型枠

壁や柱など、コンクリートの横面を形成する枠。

比較的早い段階で外すことができます。

ただし、外すタイミングが早すぎると角が欠けるため、

打設後の初期強度をしっかり確認してから作業を進めます。

 

▶ 底面型枠

スラブ(床)や梁など、構造体を支える部分。

こちらは側面に比べて解体のタイミングが遅く、

設計強度を満たしてから慎重に外します。

もし早く外してしまえば、コンクリートが自重でたわむなどのリスクがあるため、

安全確認を怠らないことが鉄則です。

 

 

 

⚙️3.解体の流れ

 

1️⃣ 打設後の養生期間を確認

温度や湿度によって固まり方が異なるため、現場ごとに判断。

2️⃣ 強度試験・安全確認

テストピースなどでコンクリートの強度を測定。

3️⃣ 解体開始(側面→底面の順)

側面から慎重に外し、最後に底面を解体。

4️⃣ 清掃・残材整理

外した型枠を清掃し、再利用や廃棄処理を実施。

 

このように、単純に“外す”だけではなく、

構造・安全・再利用を考慮した一連の作業が型枠解体には求められます。

 

 

 

‍♂️4.求職者にとってのやりがい

 

型枠解体は、建物の“姿”が初めて現れる瞬間を担う仕事です。

それまで木と鉄に覆われていたコンクリート構造が現れ、

「自分の手で形を生み出した」という実感を得られます。

また、現場では経験を重ねるほど判断力・段取り力が身につき、

安全第一でスピーディに動ける職人として評価されます。

 

「外す」だけに見えて、実は“仕上げの要”。

そこに型枠解体工の誇りがあるのです。

 

 

 

✅まとめ

 

項目       内容

解体部分    側面型枠・底面型枠

タイミング   強度確認後に順次解体

作業目的    安全性と仕上がり品質の両立

‍♂️ 求職者POINT  精度・判断力が身につく専門職

 

 

 

型枠解体工事は、ただの「撤去作業」ではありません。

それは、建物を完成へ導く最後の大切な工程。

職人の丁寧な手仕事が、美しく安全な構造を支えているのです。

 

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

 

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